5. 英語圏の大学での英語

英語力は、当たり前のことだが、あなたが英語圏の国へ留学する場合には必ず必要になってくる。では、あなたの英語力がどのように評価されるのか、について次に見てみよう。

 

最初は「入学条件」としての英語力。TOEFL-iBTで75点以上、IELTS Academic Moduleで5.5以上、というあのスコアだ。あなたがこのスコア以上のスコアを出すと、「大学が定めた入学の為の英語力の基準を突破したのだから、もう海外の学生の為の英語の授業、すなわち ELL - English Language Learning を受講することはない」と考えていないだろうか。はっきり言って、これは間違い。たとえTOEFL- iBTで

90点をマークしても、あなたはまだ、「アメリカ人大学生並みの英語力には達していない」ので、ELLを2教科、3教科履修する必要がある。そう説明されると、納得しないわけではないが、「それならそんな大切なことは初めから言ってくれなきゃ」というのが大方の日本人学生の感想。

くどいようだが、もう一度言おう。各大学が定めている入学許可の前提となる英語力は「最低基準」のスコアであって、「英語はもう学習しなくてもよい」「ELL English Language Learning 海外の生徒の為の英語学習を履修する必要なない」ということではないのだ。

 

次に、留学する国の大学によって、又、あなたが希望する専攻する分野によっても履修科目の評価の仕方が違ってくるが、その科目の担当の教師・教授がどのように科目の評価をするのかを見てみよう。この評価の仕方を知ることによって、あなたが今、たとえ入学許可をその大学から取得していても、一層上達した英語力を身に付けなければならないことが見えてくるはず。

 

大学での各科目の評価は、一口に言って、その半分以上がその留学生の英語力次第で決まる。この意味は、日頃、提出を求められるEssay Writingの出来不出来で評価が決まるということ。 

まず最初に、教授が投げかけた課題対して、あなたの提出した Essayの中であなたが取り上げた主題 thesisやmain ideaの内容からあなたが適切な思考力で、時間をかけて取り組んだか、Essayに書かれた内容が英語の表現の原則に従っているか ---  main ideaやsupporting ideasがしっかりとまとまっているか、Essayの内容を支える「英語での執筆力―書く力」が充分にあるか、この三つで決まるのである。 

すなわち、Essay Writingでは、要領よく自分の見解や意見をまとめる能力とそれを表現する英語力が必要とされる。それにはまず、提出するEssayの形式がルールに従っていなければならないということだ。 

 

Essay Writing の為の三つの要素

1.Essay のなかで述べられたMain Idea = thesis 主要な話題が、教授が投げかけた課題に対し、十分な思考力で時間をかけて考慮され、その学生が書いた意見や話題が適切であるか、

 

2.Supporting Ideas: each idea of which is stated and narrated in the designated paragraphs; three or four supporting ideas should be mentioned there.

主要話題 Main Ideaを支える内容の supporting ideas を表現する、三つ又は四つのパラグラフが適切な表現方法と錬成された英語力できちんとのべられているか

 

3.Conclusion - 結論

 

この三つの内容で、この順序できちんと表現できていること、これが先ず一番先に点検される。そして、このEssay Writingで忘れてはならないことは、Main Ideaで述べた主要話題のまとめを、結論 conclusion でもう一度述べることだ。この時、注意しなければならないことは、 Main Idea の中で使用された言葉とは全く違

う言葉を使用して、Conclusionの中で述べることだ。例えば、Main Ideaの中で、「あきらめる」の意味を表す言葉として “give up”を使用した場合、Conclusionでは “desert” を使用する、 Main Ideaの中で「臭う (悪臭がする)」の意味を表す言葉として ”reek” を使用した場合、Conclusionでは ”smell bad” と表現するということだ。勿論、各phrase 句ごと、各 sentence 文ごと、丸ごと変えてしまってもかまわない。この言語入れ替え錬成をparaphrasing と言う。この技能を身に付けることが、あなたの各科目のEssayを担当教師にワンランク上の評価をさせる。 GPAが3となるのか4となるのかでは天と地ほどの差がある。

 

このように、Essay Writingの練習をすればあなたの英語力は飛躍的に上達すること間違いなし。それでは、このEssay Writingの腕を磨くにはどのようにしたらいいのだろうか。Essay Writing に大切なのは、英語力だけではなくあなたの思考力・脳力を先ず磨くことだ。つまり、Main Idea を何にするのか、Supporting ideasとしてどの例を挙げるのか、 Conclusionを最終的にどのように述べるかなど、その内容をどのようなものにするのかを決めるのはあなたの思考力・脳力だ。それには、様々な読みものを読んで理解し、反論し、自分の案を組み立て、考えて、自分の中で研鑽しなければならない。その思考力・脳力を研鑽するためには、Reading Abilities 読解力が先ず必要だ。それには、できるだけ早く読んで理解することが要求され、読んだものの内容を理解し、整理し、自分の思考の材料とする、その為、Fast Reading 速読力が必要になってくる。又、Reading の速さと理解力を付けるには様々な話題に通称していなければならない。それと、様々な話題に通称する為には、読み物だけではなく、耳や目を介して入ってくる様々な話題にも通じていなければならない。友人や教授とのコミュニケーションも必要になってくる。従って、Writing、 Reading以外に、音としての聞く力 Listening comprehensions skillsや話す力Speaking skillsも必要になってくる。これで4技能となるわけ。あなたの英語力の4技能を結集して事に当たらなければならない。

 

このように、英語圏の国の大学ではあなたの履修科目を評価する場合、主として、あなたのEssay Writingを評価の対象にすることがわかったはず。

又、Essay Writingを作成する英語力を身に付けるには、書く、話す、読む、聞く、の4技能をブラッシュアップする必要があることも理解できたはず。あなたの今の英語力を知ろう。そこから英語力の研鑽は始まる.

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