入国規制が一番厳しいとされるオーストラリアとニュージーランド。なぜ? 双方は農業国なので、細菌やウィールスの蔓延には以前からことのほかうるさかった。インフルエンザの流行に神経質に対応し、SARS流行の時は、空港や港でかなり厳しく対応した。旅行者は厳密に検査され、手持ち品ははことごとく空港や港に留め置かれ、怪しいものは没収され焼かれた。 持ち込めたとしてもかなり厳しい検疫基準を通過しなければならなかった。その時よりもひどく、海外からの入国は原則「禁止」。これがいつまで続くのか、だれも知らない。8月5日(木)に行われた、オーストラリアの教育機関educators とのonline会合で「国境封鎖と検疫はいつまで続くのか?」と質問したところ、どの高校の担当者も、笑って「神のみぞ知る。政府の要人に訊いてみたら?」という。当分、この国境封鎖処置は続く模様。解除されるのは、早くても2022年度Spring Term からとなるだろう。
この点、ヨーロッパは緩和がすすんでいると言える。とくにイギリスは、ワクチン接種Vaccination inoculationをし、PCR検査などで陰性の場合、EUの国々からの入国がOKとなった。ただし、EU以外の国々からの入国に関しては、従来の通り、移動の自由には制限が伴う。だから、日本人生徒の場合、ワクチン「2回接種」と「陰性」が証明されても、その後の検疫quarantine periodのための2週間に亘る指定ホテル滞在などが必要となる。
このQuarantine period の規定は、アメリカやカナダへの入国の際も無期限で荷されている。規制が緩和されたと言っても条件付きとなっており、又その緩和がCOVID-19の感染の広がりにより、国の当局によっていつ反古にされるかは予測できない状況。
だから、コロナ禍の中、こんな時期だからこそ留学の準備に腰を据えて取り掛かる必要がある。他社にはないフレンドシップの留学準備コースを活用してほしい。
止まぬ雨はない! コロナ禍は必ず克服される。その時に備えよう!