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夢?それとも計画?

  • 執筆者の写真: FSI
    FSI
  • 5月25日
  • 読了時間: 1分

最近、「夢を持て!」「あなたの夢を実現!」のようなキャッチフレーズをよく目にする。それも、高校や大学の教育機関が発行するブロシュアの中でみることが多い。でも、実際、学校生活を通して「夢」を実現する事は難しい。達成できるのは「夢」ではなく、単なる「計画」にすぎない。


これは当センターからカナダへ高校留学、その後アメリカの大学へ入学したある生徒の進路選択の話。Grade12(高校3年生)の秋、彼と同じ時期に高校留学した生徒(Aさん)と、大学の進路についてよく話し合いをしていた。ビジネス系の専攻にするのか。理数系の道へ進むか。最終的にカウンセラーとも相談し、Aさんはビジネス系の専攻を希望し、ビジネスに特化したアメリカの大学へ進学。


そして、現在、AさんはSan Fransiscoでヴァイオリン販売のビジネスを展開し、この地域でを手掛け、活躍中。Aさんの場合、「夢」を実現したのか、それとも、単なる「計画」を達成したのか。

人間は生まれてから、言葉を覚え、知識・知恵を付ける。

しかし、そのような平凡さのなかからは実現力・実行力は生まれず、その後に起こる特別な苦境や使命を乗り越えてこそ生まれるもの。

 

Aさんの場合、自分にとって特別なことを留学で体験し、その後、自分の体験で得た力で自分の「夢」を実現しました。単なる「計画」の達成ではなく、「夢」を実現した。

 
 
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