
留学準備

未来を切り拓く本物の教科別留学準備。
君の留学は、もう始まっている。
留学準備コースとは?
「留学準備コース」と聞くと、理科や社会などの科目で使われる用語を覚えることが目的だと誤解している人が少なくありません。しかし、実際にはそうではなく、海外の高校に通うための「学び方」を身につける準備・研修の場と捉えるべきです。
ある国の教育省が発行した文書には、次のような一節があります。

"At secondary school, they are expected to be autonomous, self-directed and independent learners, that is, junior scholars who can analyze facts and the contents and make their own arguments, but not students."

学生は、自主的かつ自立して物事の事実や背景を分析し、自分自身の考えを形成できる研究者的な学び手となることが期待されています。
高校の社会科(Social Studies)の授業で「難民(refugees)」というテーマが扱われる場合、「難民とは何か」という定義を知識として理解するだけでは不十分です。
「なぜ難民になるのか」「難民の現状はどうなっているのか」といった背景や原因をまず分析し、次にクラス全体で議論を重ね、最終的には説得力のある自分自身の意見を主張できるようになることが目標とされます。
つまり、留学準備コースは、現地で通用する分析力・思考力・主張力といった「学ぶ力」の土台を築くための最初の一歩なのです。
他とはここが違う!
当センターのプログラムは、実際に海外で学んだ生徒たちの経験をもとに、専門教育カウンセラーが徹底的に分析・構築。
確かな留学準備で、確実に飛び立ち、未来を拓く。

学習内容
science

Biology 生物・Chemistry 化学等の科目では、その使用される用語の読み方や発音を学習します。
「CO₂」 二酸化炭素
→Carbon Dioxide (カーボン ダイオクサイド)
「H₂O」 水
→Dihydrogen Monoxide (ダイハイドロジェン モノオクサイド)
さて、あなたは正しく発音でできましたか?

上記の例に加えて、次の用語はどうでしょうか?
「CH₄」 メタンガス
→Carbon Tetrahydride
(カーボン テトラハイドライド)
「NH₃」 アンモニア
→Nitrogen Trihydride
(ナイトロジェン トリハイドライド)
ここで豆知識
日本では 「Na」はナトリウムと読み、それが万国共通だと思っている人も少なくない。しかし英語圏では「ナトリウム」とは言わず「Sodium (ソディウム)」と言います。なので 「NaCl」塩化ナトリウムつまり食塩は「Sodium Cloride (ソディウム クロライド)」と読みます。
これらの用語の正しい読み方や書き方の前提は、「N」や「C」の科学記号がなんであるか、その科学記号の英語の意味は何か、それを正しく読めることだけではなくその物質の性質を理解することにあります。それをできて初めて化合の化学式の組み合わせを理解できます。
MATHEMATICS

現地の高校では、数学の宿題は解けても、いざ答えをクラスで発表しようとすると「読めない・言えない」――そんな壁に直面する日本人留学生を多々見てきました。
日本の学校では、日常会話程度の英語は教えますが、「方程式を英語でどう読むか」「数学用語をどう発音するか」といった実践的な現地で使う内容までは扱いません。そのため、答えが合っていても発表でつまずいてしまうのです。
例えば、
4³ / (√ -5) - 2
→ Four to the power of three over square root of negative five minus two
一見難しそうですが、パターンを覚えれば他の式もスラスラ読めます!

なので「2³=8」 Two to the power of the three equals to eight など簡単な計算式や数学の記号の入った数式の読み方を学習します。もちろん、「(dy/dx)-2」 の読み方など、日本の中学3年で学習する計算式をスラスラ言えるように練習します。
social studies

日本人留学生が最初にぶつかる最大の壁――それが社会科です。
中でもアメリカの高校で学ぶ「American History(アメリカ史)」は、留学生にとってまさに登竜門。
「移民の歴史」「時事問題」「地理」「アメリカの政治・経済」など、英語だけでなく文化的背景への深い理解が求められます。
さらに、アメリカ社会の土台とも言える「Native American(アメリカ先住民)」の歴史や、その時代の地理条件、政治経済にまで踏み込みます。
単なる暗記では太刀打ちできない、思考力と読解力を問われる科目です。
english

留学準備コースでは、発音や現地で頻繁に使われる自然な言い回しを中心に、実際のコミュニケーションですぐに役立つ英語表現を、豊富な留学経験を持つ講師が丁寧かつわかりやすく指導します。
文法や単語の暗記ではなく、ネイティブが日常的に使う「生きた英語」に触れることで、リスニング力とスピーキング力を飛躍的に伸ばし、留学先での会話に自信をもって臨める力をしっかり身につけます。
さらに、発音やイントネーションはもちろん、スラングや慣用句といった教科書には載っていない表現も丁寧に学ぶことで、現地での人間関係の構築や授業での発言にも自然に対応できる、実践的なコミュニケーション力を養います。
また、「Academic Writing(アカデミックライティング)」として、英語圏の高校や大学で求められる提出物の書き方を徹底的に学びます。
英語圏の教育現場では、Essay Writing(エッセイライティング)が必須です。自分で調べた情報や考えを、単なる文の羅列にとどめることなく、「エッセイ=論文」として論理的に組み立て、説得力をもって表現する力が強く求められます。
留学準備コースでは、このエッセイ形式の書き方を実践的に習得し、現地の授業に迷いなく対応できるよう万全の準備を行います。

Essay Writing(エッセイライティング)で欠かせないのは、言うまでもなく「英語力」。
そのためにはまず、正確なGrammar(文法)と、課題のテーマに関連するVocabulary(語彙)の習得が不可欠です。
さらに、『in the reference to』 や 『subsequent to』、『hereunder』といった、日常会話ではあまり使わないフォーマルかつ高度な語彙力も求められます。
これらは、アカデミックな場での説得力や信頼性を高めるために重要な要素です。
そしてさらに重要なのが、「Paraphrasing(書き換え)」というスキル。
ある文章の意味や意図を正確に理解した上で、内容を変えずに異なる表現・構文・語彙を用いて言い換える技術です。
英語圏の高校や大学では、「他人の言葉をそのまま使う」のではなく、「自分の言葉で再構成する」ことが求められます。これは盗作(Plagiarism)を避けるためでもあり、内容を深く理解しているかどうかの判断基準にもなります。
単に語彙を知っているだけでなく、文章全体の構造を読み取る力(読解力)や、言い換えるための柔軟な表現力が必要です。
つまりこのスキルは、「読む力」「書く力」「語彙力」のすべてを土台として成り立っており、アカデミックな英語力を本質的に高めるうえで不可欠な要素となっています。
例えば次の文:
I was shocked by the fact that the actual age of my mother is 35 years old even though my mother surely told me she was 32 years old.
(母は確かに32歳と言っていたが、本当は35歳という事実がわかり、すごく驚いた。)
これを、より形式的で丁寧に言い換えると以下のようになります:
I clearly remember my mother told me her age was 32 years old. However, despite this, the following was revealed and identified: she is 35 years old, and this fact made me amazed.
(母は自分の年齢が32歳だと言っていたのをはっきり覚えている。しかし、実際には35歳であることが明らかになり、その事実に驚嘆した。)


このように、単語の言い換えにとどまらず、構文や語順の入れ替え、主語の変更、受動態の活用など、総合的な英語力が求められます。
さらに重要なのは、もとの文の意味や意図を正しく理解する読解力です。
留学準備コースでは、英語を「簡単にわかりやすく言い換える力」や、「自分なりの別の表現で同じ主旨を伝える力」をしっかり指導しています。これは、英語圏の現地の学生たちが日常的に取り組んでいる学習スタイルでもあります。彼らは、同じ意味を別の言葉で言い換えるこの力を繰り返し練習し、確実に身につけています。
日本人留学生にとっても、このスキルは必ず身につけておくべき基礎かつ必須の能力なのです。
事前にしっかり準備、あなたの留学をSUPPORTします!