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(体験談)使用済みおむつはどっち?

  • 執筆者の写真: FSI
    FSI
  • 5月25日
  • 読了時間: 2分

カナダの高校へ留学したTomokiさんの体験談。


カナダの高校は、その高校のある地域をコミュニテイcommunityと言います。各高校は生徒たちに積極的にそのコミュニテイとのボランティア交流をするよう奨励していて、生徒の中には医療、介護、教育、福祉などに参加する生徒がいます。活動する場所としては、老人ホーム、幼稚園、コミュニティーセンターなどがあります。それらのボランティア活動は高校の単位として認められます。

僕はその中でも、フェスティバルでのリサイクル活動を選びました。僕にとってはこれがカナダの高校で初めてのボランティア活動でした。



リサイクルボランティア当日、とある公園で大きなフェスティバルがあり、ボランティア参加者10名ほどがそれぞれ各自がゴミ箱の前に立ち、ゴミの誘導手伝い(紙製品、プラスチック製品など…)をしました。しばらくして、あるお母さんが赤ちゃんの使用済み紙おむつを持ってきて 「これお願いします。」と渡されました。

 

僕はおむつなので紙製品かなと思い分けようとしたときにボランティア長から「それは使用済みなので廃棄処分箱に入れてください。」と言われました。


僕は「なるほど、使用済みはダメか…」と納得しつつ、あの紙おむつを廃棄の分別箱に入れました。


家に着き、早速母親におむつの件を伝え、カナダの分別方法はなかなかややこしいと言った後、母親から一言。


「そんなの日本でも当たり前じゃん。」


自分の無知加減を知るいい機会になりました。





 
 
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