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円安でも選べる道

  • 執筆者の写真: FSI
    FSI
  • 2024年8月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月25日

外国為替相場の急激な変動、特に極端な円安・ドル高の進行によって、アメリカ留学にかかる費用はこれまでの約1.5倍にまで膨れ上がってしまいました。学費や生活費、渡航費用など、あらゆる面でのコストが跳ね上がったことで、「これでアメリカ留学はますます現実味を失った」と感じる人が増えています。実際、以前は手が届いた選択肢が、今では経済的に大きなハードルとなって立ちはだかっているのが現状です。


こうした中で、比較的費用負担が軽いのがクリスチャン系の教育機関です。これらの学校では、公立の学区が国や州、市からの財政的支援を受けて運営されているのと同様に、教会からの献金や民間の寄付によって運営資金の一部がまかなわれています。そのため、プログラム費用が比較的抑えられており、留学生にとって現実的な選択肢となる場合があります。


ただし、すべてのクリスチャン系の学校が安価で良質な教育を提供しているとは限りません。むしろ、一部の学校では物価上昇や経営環境の変化を理由に、逆に費用を引き上げているところもあります。そのため、学校選びの際には、単に「クリスチャン系だから安い」という先入観に頼るのではなく、校舎の立地や周辺の生活環境、教育理念や指導方針、提供されている卒業プログラムの内容といった点を総合的に吟味することが不可欠です。慎重に情報を集め、自分にとって本当に価値のある学びの場かどうかを見極める必要があります。

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